税理士に税務関連のサービスを依頼する場合、サービスの差がわかりにくく、通常の税務申告と決算指導を依頼する場合などはなおさらです。実際は税理士によってサービスの質に大きな違いがあるのが現状です。以下の3点を確認してみましょう。
年に何回訪問してもらえ、またどのような打合せを行うのか
どれくらいの期間で依頼に対応してもらえるのか
実際にどのような資料や成果物を提出してもらえるのか
事業承継やM&Aなどの特殊業務や税務申告などの通常税務顧問業務でも業得意不得意が分かれます。税理士との面談の際に、自社が依頼したいサービスに関して経験が豊富な税理士かどうかしっかりと確認しましょう。
会計事務所の規模が大きいと事務所として安定しているので安心感がある一方でサービスの内容や対応にムラが出てくる可能性があります。逆に、小さな事務所のは、規模の小ささに不安を感じる場合もありますが所長税理士の目の届く範囲で業務が行われているという利点もあります。
顧問料は安い方が良いですが「安ければ良い」というものでもありません。顧問料が極端に安いということはその作業にかける時間が短かったり、安い給料で雇えるスタッフで業務をこなしたりしている可能性も高くサービスの質の低下につながる場合もあります。