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2013/12/02 のニュース

【税理士事務所のダントツ通信H25.12月号】

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いつもお世話になります。年の暮れが近づいて残り少なくなった暦を「古暦」と言います。吉屋信子の一句「初暦知らぬ月日は美しく」はこれから訪れる日々を詠んだものですが、過ぎ去った長き月日も古暦の中で美しい思い出となっていく年の瀬です。二度とない2013年、残りの日々を大切に過ごしたいものですね。

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枝豆くん

知っとこ税務のまめ知識

【印紙税の非課税範囲が5万円未満に拡大】

「金銭または有価証券の受取書」については、記載された受取金額が3万円未満の場合は現在、非課税とされています。それが平成26年4月1日からは、受取金額が5万円未満のものは非課税となります。「金銭または有価証券の受取書」とは、金銭または有価証券を受領した者がその受領事実を証明するために作成し、相手方に交付する証拠証書をいいます。例えば、「領収書」「受取書」「レシート」などがこれに該当します。また、金銭や有価証券の受領事実を証明するために、請求書や納品書などに「代済」「相済」「了」などと記入したものも該当します。飲食店などのように、3万円を少しだけ超える場合がしばしばあるところで は、非課税範囲が5万円未満に拡大され ることは特に朗報でしょう。またこの他 には「不動産の譲渡に関する契約書」や 「建設業法で規定された建設工事の請負 に関する契約書」においても印紙税額が 軽減されます。

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こちらの軽減措置は、平成26年4月1日から平成30年3月31日までの期間が対象となります。なお、平成25年度の国の歳入予算を見ると、印紙による税収は約1.1兆円です。所得税や法人税などの主要税目に比べると少ないですが、たばこ税の1兆円弱や酒税の1.3兆円強と肩を並べます。このように比べてみると、印紙税もけっこうな税収があることが分かります。

欲張らなければ願いが叶う運勢です。自分に自信があっても言動が行き過ぎると運を破るため十分気を付けて!

前進するより一旦退くほうが結果的に難を逃れ、新たな道が見付かります。迷いがあるなら手を出さないこと!

人を喜ばせることで開運する運勢です。誠意を尽し、人に喜びを与えると予想以上の成果が期待できそうです。

長くお付き合いできる相手かどうかを見極める時期に来ています。特に今月出会った人はよく吟味しましょう!

【今月の教えてキーワード:ホワイトカラー・エグゼンプション】

労働基準法で定められた「一日八時間、週四十時間」といった労働時間の規制や時間外勤務、深夜・休日の労働における手当や割増賃金の支払規定を、いわゆるホワイトカラー労働者の一部に適用しないこと。エグゼンプションは「除外」という意味。労働時間と成果が必ずしも比例しない管理職や専門職などに対して柔軟で自由な働き方を推進できるメリットがある一方で、人件費の大幅な削減や健康管理への懸念も指摘されている。

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 【たまには右や左、上や下を見ることも大切】

65歳の誕生日に社長の座を息子に譲ったある男性のお話です。 長年、小売業を営んできた彼は、「経営者からふつうのオジサンになって最初にやったのは、養護学校の文化祭を手伝うボランティアでした」と話していました。社長退任の時期も、ボランティア活動も60歳から決めていたそうです。養護学校の文化祭の当日、担当するクラスの生徒たちにあいさつをしました。「名刺なしの自己紹介なんて学生時代以来だなぁ」と感慨深かったそうです。クラスの出し物はポップコーンの販売で、彼は14歳のK君と一緒に会計係を頼まれました。ところが、「主役は子どもたち。自分はフォローする立場」と自分に言い聞かせてK君を手伝っていたつもりが、気が付けばお金をもらって食券を渡す一連の作業をすべて彼がやっていたそうです。小売業者としてお客様をお待たせしない商売を心掛けてきた彼は、今までの癖で「K君がもたもたしているとお客様を待たせてしまう」と思ってしまったのです。しかし、確かにK君は言葉も手の動きもおぼつかず、食券と一緒に100円玉を渡してしまう状態だったそうですが文句を言う人は一人もいません。お待たせしたらお客様がイライラすると気にしているのは自分だけで、目の前のお客様たちはK君が一生懸命にやっている姿をニコニコしながら待っている。こんなときでも合理的に効率を重視してしまう自分に、冷や汗が出る思いだったと彼は振り返っていました。ふつうのオジサンになった彼は改めて考えたそうです。文化祭では小売業のプロである自分より、K君のほうがよほどお客様との距離が近かった。

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長年、お客様のために頑張ってきたつ もりだが、「お客様のため」とは一体 何だろう。自分は本当にお客様のほう を向いた商売をしてきたのだろうか。 経営者からふつうのオジサンになって はじめてそう感じたそうです。「経営者のときはお客様のためにと脇目も振らずに突き進んだけれど、前ばかり見ていると大切なものを見落としてしまいますね。たまには右や左、上や下も見ないといけないですね」と彼は言っていました。

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イギリスの政治家であるベンジャミン・ディズレーリの言葉。逆境こそチャンスである。そこでしか学べないことや、今までとは違う自分自身を発見できるからだ。

【海賊とよばれた男】
出光興産の創業者・出光佐三氏の生き様に感銘を受けた著者が現代の日本に贈る物語。img_04.jpg

戦後の混乱の中、海外の石油企業に 対抗し日本経済再 生のために奔走す る佐三氏の一途な 姿が元テレビ構成 作家ならではの視 点で見事に描かれ ています。

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