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2014/08/01 のニュース

【税理士事務所のダントツ通信H26.8月号】

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シチズン時計の時間に関する調査によれば、「すぐに処理」と言われたら約5割の人が「10分以内」を想定し、次いで「30分」という結果でした。時間の感覚は人それぞれでも信頼関係を左右する大事なポイントです。「すぐに対応してほしい」と言われたら極力10分以内、遅くとも30分以内を目安に行動したいものですね。

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枝豆くん

知っとこ税務のまめ知識

【税の歴史をさかのぼってみましょう!】

飛鳥時代の701年に完成した大宝律令では、「耕地の広さに応じて稲を納める税」や「その土地の特産物を納める税」など、租・庸・調という税の仕組みができました。室町時代は米などの年貢が税の中心でした。 また、街道に設けられた関所では、通行税の関銭などが税として課せられました。安土桃山時代は豊臣秀吉が太閤検地を行い、農地の面積だけでなく収穫高なども調べて年貢を納めさせるようにしました。

bg_under.jpg 江戸時代には、当時の営業税や営業免許税にあたる運上金・冥加金を、商工業者などに課税するようになりました。明治時代になると政府は、歳入の安定を図るために地租改正を実施します。地券を発行して土地の所有者を確定し納税義務を課しました。そして、課税の基準を従来の収穫量から地価に改め、地租として貨幣で納めるようにしました。また、所得税や法人税が導入されたのもこの頃です。現在ある税の仕組みができはじめたのは大正時代から昭和初期にかけてで、1940年(昭和15年)には源泉徴収制度が採用されました。1989年(平成元年)には消費税が導入されます。当初の税率は3%でしたが1997年には5%に、そして2014年の今年に8%となりました。このように税の制度は、社会の変化にともない変わってきました。そして、これからもまた変わっていくことでしょう。

自然体で過ごすことが吉運向上の鍵。休日には温泉で気分転換を図るなど、時の流れに身を任せてみましょう。

チャンスを逃がさないためにも周囲の様子に気を配りましょう。ここぞという時には先手必勝。敏速に行動を

これまで抱えていた問題を解決するのに良い時期です。専門家に協力を頼み、確実に処理することが肝心です。

なにかと空回りしやすい今月は、焦らず着実に進むこと。小さな積み重ねでも結果が残せることを優先すべし!

【今月の教えてキーワード:合計特殊出生率】

一人の女性が生涯に生むとされる子どもの数。15~49歳までを女性の出産期と想定し、その年齢別出生率を合計して算出する。1975年に2を割ってから低下傾向が続き、2005年には過去最低の1.26まで下がった。2013年は1.43で前年の1.41から微増となったが、40歳以降の「第一子出産比率」も高めとなるなど、今後も少子化が続くと見られる。日本が長期的に人口を維持するのに必要な数値は2.07とされている。

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 【「今」に最善を尽くす】

経済は感情で動くといわれます。また、世界情勢も感情で動くといわれます。なぜなら人が感情で動くからです。商売にもやはり感情が入り込みます。例えば同じ失敗をしても許される人と責められる人がいるのは、受け取る側の「好き嫌い」や「たまたまの気分」によるところも大きいでしょう。取引相手の気分によって商売に不利益がもたらされるのは残念な話ですが、あなたの感情も商売相手に影響を及ぼしているかもしれません。仕事に私情は禁物だという意見はごもっともです。しかし、実際は商売の様々な場面で多少なりとも感情が影響を及ぼし、しかもその割合は決して小さくないようです。たとえ無意識でも感情に左右されるのはお互い様。それを理解した上で商売のやり方を見直すと、自分だけで決着する事柄は思いのほか少ないことに気付くでしょう。

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つまり商売では、相手にゆだねなくてはならない部分がけっこう多いということです。経営者の中には、何から何まで自分でコントロールしないと気が済まないタイプの人がいますが、相手にゆだねる部分がある以上、すべてをコントロールするのはなかなか難しいものです。なぜなら人の感情をコントロールするのは、売上げを伸ばすこととはまた別の能力だからです。また、すべてに全力投球する姿勢は素晴らしいことだと思いますが、自分の「感情」というボールを常に相手に全力投球することが必ずしもよい仕事につながるとは限らないでしょう。相手の真意を探るためにおどけたふりをしたり、相手に花を持たせるためにあえて7割のところでやめたりといったことが必要な場面も多々あります。相手の感情をコントロールするより、感情の影響力を最小限にとどめる工夫をする。常に最強で行こうとするより、「今」に最善を尽くす。それがよい仕事につながっていくのではないでしょうか。 目の前の仕事や出来事に意識を向けて、今の状況に最も適した判断と行動をすることで、移ろいやすい感情に振り回されることなく、自分自身のブレない軸をしっかり持ち続けていきましょう。

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第六十四・六十五代の内閣総理大臣である田中角栄の言葉。待ち合わせ場所に十分遅刻すれば、自らの信用を失うだけでなく相手の人生の貴重な十分も奪うことになる。

【しない生活】
情報化社会だからこそ、人はメールの返信が遅いだけで「嫌われているのでは?」と不安に陥ったりするものです。 img_04.jpg

住職でもある著者が、辛さから逃れようとして何かを「する」のでなく、ただ心を静める「しない」生活を分かりやすく語りかけます。

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