ニュース一覧|ITO経営研究所の最新情報です

2018/02/01 のニュース

【税理士事務所のダントツ通信H30.2月号】

bg_top.jpg

二十四節気は「立春」から始まります。立春の次は「雨水(うすい)」。雪が雨に変わり草木が芽吹き始める時季で、だんだんと春を迎える様子を表した暦です。今年でいえば2月4日~19日あたり。ほんの2週間ほどでも季節は淡々とめぐっていきます。小さなことに右往左往しているのは人間だけかもしれませんね。

bg_under.jpg
枝豆くん

知っとこ税務のまめ知識

【その差3倍以上!平均給与が最も高い業種は】

国税庁より昨年の9月に平成28年分の「民間給与実態統計調査」が発表されました。

bg_under.jpgこの調査の特徴は、従業員1人から5000人以上の事業所まで広く調査されていることや、給与階級別・性別・年齢階層・勤続年数別による給与所得者の分布が分かることです。また企業規模別に給与の実態が分かることも特徴のひとつといえます。平成28年の1年を通じて勤務した給与所得者の人数は4869万人で、前年に比べて75万人増えました。また平均給与は422万円で1.2万円増えています。男女別では、男性が2862万人で521万円、女性が2007万人で280万円になります。

前年に比べると、給与所得者数では男性31万人増で女性が44万人増、平均給与では男性0.6万円増で女性が3.7万円増となっています。次に雇用形態別でみてみると正規は487万円、それに対して非正規は172万円になります。事業所の規模別で平均給与を比較すると、事業所規模10~29人では393万円(給与355万円・賞与38万円)に対して、事業所規模5000人以上では509万円(給与398万円・賞与111万円)と、事業所規模による平均給与の差は賞与によるところが大きいことが分かります。

業種別の平均給与では「電気・ガス・熱供給・水道業」の769万円が最も高く、最も低い「宿泊業・飲食サービス業」234万円の3倍以上でした。

粘り強さと努力の結果が表れる運勢。サービス精神と協調性に関しては吉ですが、目上との人間関係は慎重に!

新しいアイデアを行動に移すのに良い月。部下や目下の人と良い距離を保つことが大きな収穫につながります。

問題を抱えやすく多難な運勢ですが、分けへだてなく交流することで自分を補ってくれる人とご縁ができます。

決断の速さが吉凶を分ける運勢。チャンスと感じたら思い切って乗ってみるとそのまま上昇気流に乗れるかも!

【今月の教えてキーワード:スマートスピーカー】

人の音声を認識する「AIアシスタント」が搭載されたスピーカーのこと。スピーカーに向かって話しかけると、インターネット経由でAIアシスタントがその内容を解析して応答する。指での操作が必要なスマホやパソコンと異なり音声で操作できる。現在できることは天気予報の確認、音楽の再生やタイマーのセット、調べものなど。対応する照明やテレビではオン・オフの操作も可能で今後、活用の幅が広がることが期待される。

bg_top.jpg

 【こぶしが咲けば春が来る】

早春の頃、ほかの木に先駆けて白い花をこずえいっぱいに咲かせるこぶし。直径10cm程の大きな花は、新葉より早く開花します。

bg_under.jpg「こぶし咲く、あの丘、北国の、ああ北国の春」。千昌夫さんの『北国の春』の歌詞でもおなじみの花です。東北地方では、こぶしの花が咲き出すともうすぐ春がやって来ます。寒い冬を乗り越えてきた北国の人々は、こぶしの花が咲く日を今か今かと待ち望んでいます。昔はこぶしの花の開花時期から農作業のタイミングを判断したり、花の向きから豊作かどうかを占ったりしたそうです。そのためこぶしは「田打ち桜」「田植え桜」「種まき桜」などとも呼ばれています。

昔の人は季節の変化(自然現象)から農作業の時期を判断していました。植物がそれぞれの特性に適した季節に開花することを体験的に知っていたのでしょう。子孫を残すために不可欠な植物の知恵が、人間の生活の知恵にもなっていたのです。

多くの植物がそれぞれ決まった時期に花を咲かせるのは、昼と夜の長さから季節を認識して反応する「光周性」という現象によるものだそうです。植物の光周性はきわめて繊細で、明るい時間と暗い時間の差が30分程度あれば敏感に反応するのだとか。 夜間でも温室内に照明をつけて日長を調節すると植物は季節を勘違いします。季節外れの花や野菜が店頭に並ぶのは植物の光周性を利用した人間の知恵であり、見方を変えれば人間の欲でもあります。

その昔、自然と人間は今よりも良い関係でした。私たちの祖先は自然を尊重し、敬意を払い、恵みに感謝しながら自然の知恵をお借りしていたのでしょう。春が近づけば自然とこぶしの花が咲くように、何事にもそれに相応しい時期があるものです。真夏にこぶしを咲かせようとすればしっぺ返しをくらうかもしれません。欲も行き過ぎれば商機を逸してしまいます。何事にも焦ることなく、知恵で商機を見出したいものですね。

bg_under.jpg
img_03.jpg

オーストリア生まれの経営学者であるピーター・ドラッカーの言葉。古いものを捨て去り、絶えず新しいものを取り入れなければこの先、衰退するばかりだろう。

【文房具図鑑】

小学校6年生の著者が夏休みの自由研究で作った手書きの文房具図鑑です。img_04.jpgペンは先端の空気穴まで丁寧に描かれ「とめ・はね・はらいも完ペキにできる」などとコメントが書いてあります。文房具への愛があふれ自然と笑顔になる一冊です。

問題は解決しましたか?|052-841-3647|受付時間:  平日9:00縲鰀19:00

総合的な業務に関するお問い合わせはこちら▶

ニュース一覧を見る|「ITO経営研究所」からのお知らせ一覧
サービスの一覧を見る|「ITO経営研究所」のサービス内容についてもっと詳しく
Copyright 2011 Itou Accounting company. All Rights Reserved.