「一月は往(い)ぬる、二月は逃げる、三月は去る」といわれます。新春から年度替わりまでの慌ただしさを言い習わしたものですが、今年もすでに1カ月以上が過ぎようとしていることを思えば言い得て妙な表現ですね。ここで今一度、襟を正し令和3年の過ごし方を考えながら自分自身と向き合ってみたいものです。
「一月は往(い)ぬる、二月は逃げる、三月は去る」といわれます。新春から年度替わりまでの慌ただしさを言い習わしたものですが、今年もすでに1カ月以上が過ぎようとしていることを思えば言い得て妙な表現ですね。ここで今一度、襟を正し令和3年の過ごし方を考えながら自分自身と向き合ってみたいものです。
「会社に飾るため地元の作家の絵画を購入しようと考えています。絵画は経費として処理してよいのでしょうか」という質問がありました。
事業などの業務のために用いられる資産で、建物や備品など時間の経過によってその価値が減っていく資産を減価償却資産といいます。絵画や彫刻などの美術品が減価償却資産に該当するかに関して、2015年以後に取得するものから新しい取り扱いが適用されています。それ以前は1点20万円(絵画は号当たり2万円)以上かどうかなどで判定されていましたが、実態と照らし合わせて改正後は1点100万円未満である美術品は原則として減価償却資産に該当し、100万円以上のものについては非減価償却資産として取り扱います。ただし、金額に関係なく時間の経過により価値が減少することが明らかなものは減価償却資産として、逆に価値が減少しないことが明らかなものは非減価償却資産として取り扱われるため注意が必要です。倉庫などに保管されている絵画などでも維持管理がされており、いつでも展示できる場合は減価償却資産の対象となります。また「何年で償却するか」という法定耐用年数は、金属製の彫刻などは15年、それ以外の彫刻や絵画、陶磁器などは8年です。ちなみに絵画の場合、額縁の費用についてもその絵画の一部として取得価額に含められます。
新しい夢や課題が見えて成長できる月です。未知の分野でも積極的に挑戦することで実績につながるでしょう。
ますます意欲が増して活動的になるチャンス月です。何事も焦らずじっくり取り組んでいけばさらに吉運UP!
運気が活気づくため自分を見る周囲の目も変わっていく運勢です。周囲との調和をはかり堅実に進めましょう。
予想外の出来事に見舞われやすい月です。しかし、ゆとりを持って行動すれば何事もなく解決できる運勢です。
スプリンター(破片)とインターネットを組み合わせた造語でインターネットの分断を意味する。自由であるネット空間が国や地域間で分断される状態を指し「ネットのバルカン化」とも表現される。集めるデータ量が人工知能(AI)開発などの優劣を決めるため、中国やアメリカを中心に各国政府は自国内のデータを囲い込み、他国とのデータ流通を増やそうとしている。個人情報の取り扱いに関する対立など問題点も指摘される。
冬の寒さがピークを過ぎれば「春眠暁を覚えず」のフレーズが口をついて出る季節がやってきます。それにしても、春にむさぼる惰眠の気持ち良いこと。「あと5分、あと3分だけ」と惰眠をむさぼるのは、ささやかにしてぜいたくな瞬間ですね。ところで最近では「スローライフ」や「ロハス」が再び注目されるようになりました。健康や地球環境を意識したロハスというライフスタイルが、日本でブームになったのは15年ほど前。昨年から世界中を騒がせている出来事は、無駄を省いて便利に効率よく生きることが良しとされてきた風潮に一石を投じたように感じます。転じて商売の面で考えてみると、効率重視でやってきた会社は、今までのやり方が通用しない場面が増えているのではないでしょうか。労力や手間を喜びや満足に変えるエネルギーが枯れてしまうと、一事が万事で仕事も味気なくなり、いざという時の踏ん張りも効きづらくなるものです。ダメージの度合いは業種業態にもよりますが、変化やチャレンジをいとわず柔軟に行動し続けている会社は、このピンチをチャンスに変えているようにも思います。
例えば歩くスピードを緩めると、道端に咲いている名もない花の美しさに目が留まり、早春の日差しのやわらかさを肌で感じます。心の速度はスローダウンさせ、時には立ち止まってあたりを見渡し、けれどいざ行動するときは素早く動く。このようなメリハリが、これからの不確かな時代を乗りこなしていく商売の在り方ではないかと思うのです。「この世は一冊の美しい書物である。しかしそれを読めない人間にとっては何の役にも立たない」これはゴルドーニュの言葉です。学ぼうという気持ちがあれば、起こる出来事すべてから多くを学べるという教えはその通りでしょう。その意味で、この世は一冊の美しい書物だといえます。あとは、それを読みこなそうとする、どんな困難にも屈しない強い気持ちがあるかどうか。春眠をむさぼりつつ、よく目を凝らしながら世の中の流れをしっかり見ていきたいものです。
アメリカの俳優であるジョン・ウェインの言葉。何事もただひたむきに、不器用に、がむしゃらにやればいい。結果がどうであろうと誇り高き者であればそれでいい。
[エンド・オブ・ライフ]
本屋大賞のノンフィクション本大賞受賞作。京都の診療所を舞台に在宅医療に関わる人々を7年間にわたり取材した著者が「命の閉じ方」を丁寧につづった作品です。自分や家族の最後の時を考え、日々を楽しもうと思わせてくれる一冊です。