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2017/09/01 のニュース

【税理士事務所のダントツ通信H29.9月号】

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解剖学者の養老孟司氏とノンフィクション作家の高橋秀実氏の対談に「いくら理不尽でも、妻から言われたことに夫が口ごたえすると大変なことになる。結局、聞き流すほうがいい」とありました。決めのセリフは「奥様のおっしゃる通りでございます」。人間をよく知る二人の専門家の意見には説得力がありますね(笑)。

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枝豆くん

知っとこ税務のまめ知識

【研究開発税制を活用して競争力の強化を!】

研究開発投資を増やして企業競争力を高めることなどを目的に、研究開発税制が見直しされました。改正前は「総額型」「増加型」「高水準型」「オープンイノベーション型」の4つに分かれていましたが、その中の「増加型」と「高水準型」は平成28年度末までの時限措置でした。改正後は「増加型」が「総額型」に組み込まれ、「高水準型」は適用期限が2年間延長され、「総額型」「高水準型」「オープンイノベーション型」の3つになりました。「総額型」の税額控除率は、試験研究費の増減に応じて6~14%(中小法人は12~17%)に拡充されました。

bg_under.jpg控除限度額も一定の要件を満たした場合、従来の法人税額の25%に0~10%の上乗せが可能になりましたが、高水準型との選択制となります。ただしどちらの上乗せも2年間の時限措置となります(税額控除率については一定率以上)。また「オープンイノベーション型」は手続きの見直しにより使い勝手の向上が図られています。近年では、IoTやビッグデータ、人工知能などを活用した「第4次産業革命」が進展しています。これらの技術を活用する新たなビジネス開発を後押しするために、これまでの製造業による「モノ作りの研究開発」に加えて、ビッグデータなどを活用した第4次産業革命型の「サービスの開発」が試験研究費の定義に追加されました。

自分に与えられた仕事を確実にこなすことに集中しましょう。ひとつの仕事に真剣に向き合うことが開運の鍵!

基本的に順調な月ですが、気の緩みからミスやトラブルを起こしそうな暗示も!何事にも気を引き締めること。

何かと変化がありそうな運勢。思い通りにいかなくとも焦らず時期を待てば、次第に状況は改善するでしょう。

地道に努力してきたことが評価される月。斬新なアイデアも湧くため、力を発揮して上昇気流に乗りましょう!

【今月の教えてキーワード:ESG】

Environment(環境)・Social(社会)・Governance(企業統治)の頭文字を取ったもので、これらの各分野に適切に対応することが経済の長期的な成長につながり、結果的に持続可能な社会を作ることになるという考え方。近年、世界的に広まりつつあり、ESGの視点を企業統治に取り入れる企業も増えている。機関投資家が、従来の財務情報だけでなくESGも考慮しながら投資先企業を判断する手法は「ESG投資」と呼ばれている。

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 【聞くときは心を込めて】

商売の極意を尋ねられて「聞くこと」と答えたのは、ベテラン経営者のT氏です。極意のきっかけは、その昔、夫婦で泊まった温泉宿とのこと。その宿は人里離れた場所に一軒だけぽつんとある民家のような旅館で、予約の電話をしたときに部屋にテレビがないと聞かされたときは「夫婦二人で間が持つだろうか」と心配になったそうです。

img_02.jpgところが行ってみればなんてことはなく、遠くから聞こえるホトトギスの声、山里を吹き抜ける風の音、その風が木々を揺らせばサワサワと葉音が鳴り、夜は夜で耳を澄ませば「静けさ」という音が聞こえてくるようで、今までにないくらい心休まるひとときだったといいます。何よりの発見は「奥さんの声」だったそうです。普段はテレビに奪われていた耳を奥さんに向けたことで「この人はこんな声だったのか」と改めてしみじみしたのだとか。そのせいか、いつもなら何となく聞き流す奥さんの話を、その夜は耳を傾ける気持ちで聞いたそうです。

「そしたら不思議なんだけど奥さんの表情がやわらかくなって。そうなるとこっちも笑顔になるから自然と会話が弾んでね。翌朝には恥ずかしながら手をつないで朝の散歩を楽しんだよ」。散歩の途中、いつもより優しい声で話している自分に気付いたT氏は、いつもより晴れやかな笑顔を向ける奥さんを見て思ったそうです。自分は今までどんな態度でお客さまの話を聞いてきただろう。どんな風にお客さまに話し掛けてきただろう――。

詩人の山崎佳代子氏はかつて、講演でこんな話をされました。「声は人の魂を結びつける。声を出すときはみんなに届くように出し、声を聴くときは心を込めて聴く。この二つが欠けると社会はほころびる」。伝えたいことがお客さまに届くように話し、心を込めてお客さまの話に耳を傾ける。この二つが欠けると商売もほころびてくるかもしれません。話したり聞いたりは毎日のことです。どんな態度で、どんな心持ちで行うか、それが大事なのではないでしょうか。

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オーストリアの音楽家であるモーツァルトの言葉。金品はあの世へは持って行けない。使えば使うほど増えて後世にも残せる財産、それは皆、絶えず携帯している。

【マンガでよくわかるエッセンシャル思考】

Apple、Googleなどの有名企業でアドバイザーを務める著者のベストセラーをコミック化。img_04.jpg自分の力を大切な一点に集中して問題を解決する方法が具体的に書かれています。生き方がシンプルになる指南書です。

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